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TeraStationが起動しない。共有にアクセスできない!

レッツページの宮原です。

今朝、北九州のお客様に2018年に納品したTearStationのコンセントが抜けその後起動しなくなり

共有フォルダも開けないと連絡がきました。

当社でVPN構築も行っていたのでメンテナンス用IDでお客様ネットワークにログインし

予め設定していたTeraStationにpingを飛ばしてみる事にした。

【コマンドプロンプトを起動し以下コマンドを送る】

ping  192.168.0.151

192.168.0.161 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。

192.168.0.161 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)

やっぱダメか。。。

お客様によると、電源は入っいるようでinfoのLEDがついているそうだ。

infoのLEDは最新のファームウェアーアップデート通知時にも点灯するので一旦無視。

 

電源は入っており、共有フォルダにアクセスできない場合、メンテナンスモードで起動している事が多く

そうなると、TeraStation本体がDHCPでIPを拾いメンテナンスモードで起動するので、

どのIPを拾っているかを確認する必要がある。

通常、「BUFFALO NAS Navigator2」で確認できますが、リモートネットワークからではこのツールは使えないので

ネットワークの状況から確認する事にする。

以前YAMAHA RTX1200で構築したCONFIGを探し、DHCP割当範囲を確認した。

「dhcp scope 1 192.168.0.2-192.168.0.99/24 except 192.168.0.50」

なるほど。192.168.0.2~99までの範囲だな。

ここからは力業。2-99までのIP向け徹底的にpingを飛ばし、応答があるIPへブラウザからアクセスをしてみる事にした。

15分ほどで192.168.0.60を取得している事が判明、ログインすると以下画面が表示された。

ドライブ1を「修復」に変更し。「最後に正常終了したときの設定を復元する」を選択し「セットアップ開始」を押す

※上記画面は機種で異なりますが、概ね内容は同じです。

5分程度で処理が完了すると、電源を切る旨の画面が表示されるので、「OK」を押す。

お客様へ電話し、TeraStationの電源を入れて頂く。

10分ほどしてTeraStationへpingを送る。

ping 192.168.0.151

192.168.0.151 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.0.151 からの応答: バイト数 =32 時間 =39ms TTL=63
192.168.0.151 からの応答: バイト数 =32 時間 =38ms TTL=63
192.168.0.151 からの応答: バイト数 =32 時間 =38ms TTL=63
192.168.0.151 からの応答: バイト数 =32 時間 =38ms TTL=63

192.168.0.151 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 38ms、最大 = 39ms、平均 = 38ms

お!疎通が取れた!

お客様へ再度電話を入れ、共有フォルダが開くか確認して頂くと無事データが見れた~と喜んでいらっしゃいました。

2018年にこのTeraStationを納品した際、予算の関係でUPSを設置していなっかのが原因でもある為、

お客様へ提案し、後日納品する事になりました。

さて、年末でバタバタしているけど、いつ北九州へ行こうかな。。。。

2020.11.11

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